全国的にも珍しい町営の「育苗(いくびょう)施設」についてご紹介します。
町では、高齢化による水稲育苗作業の省力化と所得確保を目的に、水稲とトマトやメロン等の複合経営を維持するため、作業の軽減を目指して平成9年から育苗施設を運営しています。
今年は町内の58戸の農家さん苗(町内の作付面積の約4割)を順次出荷しています。
種もみを水に浸した後、温めて発芽させ、育苗箱にまいて30度の室温の倉庫に置いて発芽させます。
今年は4/14〜5/3まで育苗施設はフル回転で町のブランド米「らんこし米」を支えています。
苗の状態で、その後の生育や収量の半分が決まるという意味で「苗半作」という言葉あるように、とても大事な工程です。
どの農家さんも、神経集中して大事な大事な苗を育ています。
早い農家さんは5/10〜田植えスタートする予定です。
日本の主食のお米。
本当に生産者の皆様は、たくさんの苦労と努力をしながら作っています。
そんな生産者の皆様を想い、一粒一粒に感謝しながら食べてほしいと強く思います。
今年もどうか美味しい「らんこし米」を食べてみんなが笑顔になりますように
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